昨年学生向けの助成金交付先として決定した『学生愛護団体ワンニャンピースマイル』（香川県、岡山県）さまから、半年間の活動報告が届きました。
学生団体へは、ご希望の物資を提供する方法で支援を行っています。
助成金の財源は、すべてご支援者からのご寄付となっています。ご支援いただいた方や当センターの活動に興味をもっていただいた方へ、ご寄付がどのように利用されているのかをご報告するため助成先の団体に活動報告書の提出をお願いしています。
一般の家で餌やりしていたお年寄りが入院した為、猫を保護してほしいと依頼があり、香川メンバー２人で捕獲器を用意。三回にわけて最初に子猫1匹、その後11匹保護。
初めは捕獲した後に避妊去勢手術してリターン予定でしたが、危険な外での生活をさせたくないという思いから預かり場所を確保し、保護する事にしました。保護した子のほとんどは、まだ里親は決まっていませんが、里親募集用のプロフィールや募集サイトに投稿してくれるメンバーがいるので、どの子にも良い里親が見つかるように募集を続けていきます。
その他香川本部では、用水路に落ちている子猫の救助依頼や保護依頼の相談に対応し、そのうち里親様に繋いだのは15匹ですが、保護した猫の中には残念ながら亡くなった子もいます。
提供していただいた猫のおもちゃは、子猫に大人気でした。
香川本部代表は、東京のラジオ出演や、センターの依頼により、子犬子猫のミルクボランティア（15匹）しました。
動物たちと楽しむマルシェ「あにまーるず」という大きなイベントに参加し、啓発活動と譲渡会、メンバー手作り物品等の販売を行いました。私達の活動や、今の香川県の現状を知ってもらえるように、チラシを配布しながらお話させてもらいました。
来場者数はかなり多く、譲渡会に参加した5匹の犬とは柵ごしにおやつをあげてもらったりしましたが、どの子もトライアルの話まではいきませんでした。犬たちも初めての譲渡会だったのでみんな緊張していましたが、この子たちにとっても良い体験になったと思います。SNSを見てますと声を掛けて下さった方もいたり、殺処分されている現状に心を痛めて私達に頑張ってほしいと訴える人もいた。
次回のあにまーるずのイベントが4月末にありますが、その時はメンバー募集の呼び掛けを同時にもっとしていきたいと思いました。
提供していただいたバリカンは、譲渡会前やシャンプー前、爪切り後などに、使わせていただいています。
ピースワンコ・ジャパンさんのところより迎えた元保護犬の飼い主様のご厚意により、会社の敷地内をお借りして譲渡会に参加しました。沢山の方が来てくださり、お子様から年配の方まで触れ合ってもらいました。
11月のあにまーるずイベントでは、柵ごしからの触れ合いだったので、今回は柵の中に入ってもらい直接抱っこしてもらったり頭を撫でてもらいました。元野犬でも殺処分せずに、人馴れ訓練をへて人と暮らしていけるということを伝えました。気にかけてくれている子はいましたが、結局この譲渡会でも声は掛かりませんでした。それでも、あにまーるずの時のように柵ごしよりは今回のやり方のほうが良いなと感じました。
来てくれた方に、この近辺で毒エサが撒かれていたと教えて頂き、散歩時等注意しないといけないと思いました。
譲渡会に連れて行く時・病院に連れて行く時などの移動で提供物資のクレートを利用しています。
メンバー3人と里親募集中の犬2匹で出演。
4/21と5/26に譲渡会など行うため、生放送で告知しました。残念ながら4/21は雨天で中止になりました。
番組内では香川の現状や、どうして団体を立ち上げたか、殺処分とはどういった方法でするのか映像と共にお話させてもらいました。私達の取り組みの1つとして、愛護自動販売機という物の紹介もしました。
その後の別の譲渡会参加時では、テレビ見たよと言って下さる方もおられました。どんどんメディアにも出て皆に知ってもらいたいです。
この期間に犬の正式譲渡は1頭、トライアル中2頭です。
活動報告は、ほぼ原文をそのまま掲載しています。要点がまとめられてわかりやすく、さすが現役の学生さんです。学業もありながら保護活動を行っており、頭が下がります。
学生愛護団体ワンニャンピースマイルさまの活動をお見かけの際は、温かいご支援をお願いいいたします。