第5回ピンクゴールドリボン運動助成金の助成先「江東ねこの会」さまから最終報告書(活動期間2025年8月~2026年1月)をいただきました。
江東ねこの会さまは毎週土日に保護猫サロン「もんにゃか」での譲渡活動や、月1回カインズ南砂SUNAMO店でくみまち保護猫譲会を実施されています。
助成金の財源は、すべてご支援者からのご寄付となっています。ご支援いただいた方や当センターの活動に興味をもっていただいた方へ、寄付がどのように利用されているのかをご報告するため助成先団体に活動報告書の提出をお願いしています。
2025年3~7月の活動報告はこちらからどうぞ
活動期間 2025年8月~2026年1月
8月
- 当月保護頭数11、譲渡頭数10
- 8/17 くみまち譲渡会(カインズ南砂SUNAMO店)参加頭数5、決定頭数0
- 毎週土日譲渡会(シェルター)
今月は2匹セットでの譲渡を希望していた成猫の兄妹3組が決まりました。仲良し、ずっと一緒に過ごしてきたなどの理由から、成猫でも兄妹や仲良し猫2匹を一緒に里親募集していることがしばしばあります。子猫は兄妹でも譲渡がされやすいですが、成猫2匹となるとハードルは少しあがります。
それでも必ず出会いはあると信じ里親を探しているのですが、今月は3組も決まりました。うち1組は2匹とも猫エイズ陽性、1匹は目にハンディも抱えた子ですが、猫たちは健康そのもの。そこを理解して受け入れてくださるのはとてもうれしくありがたいことです。

9月
- 当月保護頭数13、 譲渡頭数10
- 9/21 くみまち譲渡会(カインズ南砂SUNAMO店)参加頭数6、決定頭数1
- 9/17 BS TBS「ねこ自慢」出演
7月に撮影があり、9月17日に放送されました。
実は、メインに取り上げていただいた「エビちゃん」という子は撮影時には腎不全を患っており、放送日の少し前に亡くなっていました。猫にも人にも好かれていたサロンのアイドル的存在でしたので、喪失感が非常に大きいです。
放送はそんなエビちゃんとの思い出として、大切なものになりました。 - 毎週土日譲渡会(シェルター)
高齢者の飼育不能により引き取りをした老猫2匹。年齢は不明ですが、10歳は優に超えている子たち。ですが、とってもかわいいのです。人が大好きで大切にされていたことがよくわかります。
しかし、飼育環境がよかったとは言えず、体中ノミだらけ、アレルギー症状から好酸球性肉芽腫という病気を口内に発症し、口が閉じない状態でした。
それも治療により見違えるほどキレイになり、晴れて新しい里親さんに引き取られていきました。とってもかわいがってもらっています。
「どんな猫だって必ず幸せになれる」そう信じて活動をしていますが、改めてその大切さを教えてもらった一つの事例でした。

10月
- 当月保護頭数 4、譲渡頭数11
- 10/19 くみまち譲渡会(カインズ南砂SUNAMO店)参加頭数5、決定頭数1
- 毎週土日譲渡会(シェルター)
譲渡会にはいろいろなお客様がいらっしゃいます。
その中でもたまに、どんな子でもいい、もらわれにくい子がいい、うちに来てくれる子ならその子が一番かわいい、と言ってくださる方がいます。
もちろん「猫なんてどれも同じ」、「どうでもいい」という思いでおっしゃっているわけではありません。こちらも生活環境や住宅環境、留守番時間、里親さまの雰囲気や年齢などから猫の性格や年齢を考慮し、最適と思われる子をおすすめしています。
猫の気持ちも上手にくみ取ってくれる方だったため、人馴れ途中ではあるけれど、とても美人な姉妹猫をおすすめしました。思った通り相性抜群で、徐々に人馴れも進んでいきました。人馴れ途中の猫を2匹でお迎えしてもらうのはなかなかハードルの高いことですが、よいご縁に大変感謝しています。

11月
- 当月保護頭数 11、譲渡頭数5、トライアル戻り1
トライアルからの戻りが1件ありました。先住猫さんとうまくいかなかったためです。
正確には先住猫さんが今まで1匹で過ごしてきたところ、新しく猫が来たことでストレスから食事排泄に支障がでてしまったため、里親さんが耐えられなくなりトライアルスタートから1週間ほどで中止となりました。
まだまだこれから仲良くなっていく時期で、先住さんの性格や年齢と譲渡する猫の性格や年齢を考え譲渡を行い、先住さんが戸惑うのは当たり前であることを譲渡前にもお伝えしているのですが、いざ起きてしまうと飼い主さんは非常に動揺します。
愛猫が体調を崩して心配にならない飼い主さんはいませんから、お気持ちはよくわかります。これから仲良くなっていく可能性が十分にある段階のため、本当はもう少し里親さんにも新しく迎えた命を尊重し、忍耐と覚悟を持って向き合ってもらいたい気持ちもありつつ、こうなってしまうとなかなか難しい問題です。
出会いには感謝をしながらすぐに引き取りに向かいました。毎回、人も違えば猫も違い、いろいろなドラマがあります。しかし、今回の経験も今後のよりよい譲渡へつながるきっかけとして学び、猫たちの幸せのために邁進していきます。 - 11/16 くみまち譲渡会(カインズ南砂SUNAMO店)参加頭数5、決定頭数1
一方で、保護してから預かりボランティアさんのお宅で1年かけて人馴れしてもらった子に、初のお披露目の譲渡会(カインズくみまち譲渡会)で申込みがありました。
猫を探しに来たご家族、小学生のお子様のひとめぼれ。とても可愛がってくださっており、人馴れ頑張ってきてよかったと、預かりさんもこちらも非常に嬉しい出来事でした。

12月
- 当月保護頭数3、譲渡頭数3
- 12/21 くみまち譲渡会(カインズ南砂SUNAMO店)参加頭数6、決定頭数0
- シェルター運営
全体的に保護数も譲渡数もお客様も少ない月でしたが、そのような中、FIPを発症してしまった子がおり闘病の月となりました。
神経のFIPでまっすぐ歩けなくなった後、あっと言う間に動けなくなりました。はじめは原因不明でしたが、あたりをつけて始めたFIP薬が劇的に効果を発揮。投薬に、ケアに、スタッフ一丸となり看病した結果、2週間ほどで神経症状が落ち着きました。まだまだ投薬は続きますが、元気になってくれて本当に良かったです。

1月
- 当月保護頭数 2、 譲渡頭数9
- 1/18 くみまち譲渡会(カインズ南砂SUNAMO店)参加頭数5、決定頭数0
- シェルター運営
先月神経FIPを発症した子はとても元気になってきており、動けなかったのが嘘のようにお薬を元気いっぱい嫌がり、嬉しいことにスタッフをてこずらせています。まだまだ投薬は続きますが、一安心です。
一方で、他にも体調を崩した「チャコちゃん」というシニア猫がおり、病院につれていくとシニアでは珍しいFIPウェットタイプでした。ここ数年FIPがでていなかったのですが、重なるときは重なるものです。2週間ほど入院していましたが、退院してからは元気に頑張っています。しばらく投薬が続きますが、完全復活する日を楽しみにスタッフ一同頑張ります。

活動の詳細や最新の活動については、江東ねこの会さまのウェブサイトやSNSをご覧ください。ボランティアも募集されています。活動をお見かけの際は、温かいご支援をお願いいたします。
江東ねこの会さまは助成金を利用してシェルターの壁紙改修を実施されました。清潔感が向上し、来店されるお客様やスタッフの方からも好評をいただいているとのことです。結果として猫たちの清潔も保たれ感染症の予防にもなり、譲渡につながっていることを実感されていらっしゃいます。
当センターの助成金は施設の改修にもご利用できますので、ぜひご利用ください。
施設改修の詳細はこちらの記事からどうぞ


