2023 ピンクゴールドリボン運動 学生支援助成金

ピンクゴールドリボン運動助成金は応募を締め切りました。関心を持っていただいた皆様、ご質問やご応募いただいた皆様、ありがとうございました。
募集要項は参考資料として掲載いたします。

犬や猫の殺処分をなくしたい!
ひとつでも多くの動物たちを助けたい!
日本や世界の動物保護・愛護に関するニュースを閲覧するなかで、このような思いを持って犬や猫、ウサギなど、動物を保護するために活動しているたくさんの学生さんの存在を目にしています。

一般社団法人日本動物保護センターの「ピンクゴールドリボン運動助成金」は、動物の保護や譲渡活動を行っている団体を支援するための助成金です。
過去3回は、一般の団体向けに実施してきました。第4回目は、動物保護活動を行っている高校生や大学生の皆さんを支援したく、今回募集いたします。

経済的な支援や物資の提供があればもっと多くの動物を助けられるのに…と葛藤しながら活動している方、保護のためのすごいアイデアを思い付いたけれど実現するための費用が足りない、という方は、ぜひこの助成金へご応募ください!複数の団体、サークルを採用させていただく予定です。

この活動は対象になる?活動期間が短いけれど大丈夫?この物資も希望できる?など、疑問や不安なことは、どんなことでもご応募前にご質問ください。皆さまからのご質問やご応募をお待ちしています。

学生支援助成金概要 詳細は以下の内容をご覧ください。
チラシダウンロードはこちら

ピンクゴールドリボン運動とは

日本ではペットショップを通じて動物が購入される一方、飼育放棄などの理由により多くの動物が保護、処分されています。一般社団法人日本動物保護センターでは、保護された動物の存在を知ってもらい、動物を購入するのではなく、保護された動物を家族として迎えることを普及させ、一匹でも多くの犬や猫、そのほかの動物たちが幸せな生活を送れるよう啓発活動を行っています。

私たちは、この啓発活動を「ピンクゴールドリボン運動」と名付け、全国への普及活動を行っています。そして、最終的には殺処分をなくし、動物を保護しなければならない状況が ”無くなる” 社会を目指します。

この助成金の財源は、ピンクゴールドリボン運動にご賛同いただいた方々からのご寄付です。殺処分をなくしたい、一つでも多くの犬や猫を助けたい、そして動物保護に携わる方々を支援したいという、私たちと同じ思いを持っていらっしゃる方々からの貴重なご寄付で成り立っています。
その思いを理解していただける方々、社会や動物のために活動を行っている方々はぜひご応募ください。

対象

動物を保護、譲渡するために活動している
①高校生
②専門学校・短期大学・大学生(以下「大学生等」と記載)
の団体、サークルなど

応募期間

応募は締め切りました。ご質問、ご応募ありがとうございました。

結果通知

2023年9月29日までに、電子メールにて結果をご連絡します。採用された団体には、郵送で採用通知書等を送付します。
また、採用された団体の名称、学校名を当センターのホームページやSNSにて公表します。

応募資格

一般的にペットとして飼育されている愛護動物(犬、猫、ウサギ、ハムスター、その他哺乳類、鳥類、爬虫類、魚類など。農業高校や農学部で飼育している家畜等は除く。)の保護や譲渡活動を行っている団体、サークルなど。

保護活動とは、保護した動物の飼育や譲渡、地域猫活動、一般の動物保護団体や地域の動物愛護センター(保健所)で行うボランティア活動などです。地域猫(ノラ猫)などへの単なる餌やりや写真撮影などは含みません。

その他、動物保護のためのITを利用したシステム(アプリなど)の開発や、保護動物の譲渡が促進されるような画期的な企画やアイデアの実現化、廃材を利用した保護につながる製品の商品化などを目指す団体も対象となります。

高校生

  1. 2人以上で活動していること。
  2. 顧問教員または学校の許可を受けられること。

大学生等

  1. 5人以上で活動していること。
  2. ペットショップ、ブリーダーなど生体販売に関わる法人が運営している学校や、それら法人の関係者が理事として就任している学校は応募できません。
  3. ホームページ、SNS、ブログ等のウェブサイトの運営や、広報紙発行などを行っており活動を公表していること(学校内限定ではなく、誰でも閲覧可能なこと)。SNSのみは原則不可です。SNSのみで十分に活動報告を行っている、できる場合のみ受付けます。

共通事項

  1. 継続して犬や猫、その他愛護動物の保護や譲渡活動、ボランティアを行っていること(新型コロナ流行期間を除く)。
  2. サークル、同好会、任意団体、法人、学校公認・非公認は問いません。
  3. 過去に近隣の方や学校、行政等とトラブルを起こしていないこと。
  4. 過去に補助金・助成金の交付を受けている場合、不正や問題を起こしていないこと。
  5. 活動レポートおよび収支報告書、領収書(助成金支給の場合)を期限内に提出できること。
  6. 当センターからの連絡、質問、アンケート、取材等に対応、返信できること。
  7. 当センターの広報物(ホームページ、SNS、リーフレット等)へ活動内容について掲載可能であること(個人情報には配慮いたします)。
  8. 動物の写真撮影のみ、猫カフェ巡り、餌やりのみなど、直接的な動物保護活動を行っていない団体は対象外です。

支援内容について

高校生

上限10万円相当の物資提供

大学生等

上限20万円の助成金または物資提供

  • 助成金振込日から1年以内に支払いが完了したもの。
  • 振込日より前に支払ったものは対象外です。

対象となる費用、物資

  1. 動物の保護や飼育に直接関係するもの
  2. 動物の保護や譲渡の画期的なシステム・企画の開発、実現化や商品化にかかる費用
  • 下記の一覧表は費用、物資の例示です。
  • 複数の組み合わせも可能です(医療費とフードなど)。
  • 応募時に申請したものに限ります。
  • 皆さんの団体で利用するものに限ります。他の団体やボランティア先への提供、使用はできません。
  • 申請したいものが該当するか不明な場合は、必ず事前にお問い合わせください。
対象者物資・費用例具体例
高校生
大学生等
①フード
動物用フード(通常用、年齢別用、症状別用など)
高校生
大学生等
②消耗品ペットシーツ、猫砂、タオル、シャンプー、ホッカイロ、ケア用品
高校生
大学生等
③飼育・保護用品ゲージ、キャリーケース、キャットタワー、ペット用トイレ、脱走防止器具、捕獲器、地域猫(外猫)用ハウス・トイレ
高校生(一部)
大学生等
④譲渡会・啓発活動チラシ・ポスター印刷費(高校生※1)、会場代、設営費、オンライン譲渡会用機材(高校生)、学祭展示・設営費
大学生等⑤交通費
原則:公共交通機関
譲渡会会場、保護地域先(捕獲、TNR活動のため)、ボランティア活動先(保護団体、啓発活動会場、動物病院、災害救助活動)
大学生等⑥医療費治療代・手術代※2、薬代(治療用、フィラリア予防、ダニ駆除)、不妊去勢手術代
大学生等⑦マイクロチップ装着費施術代(装着代)、システム登録費
高校生
大学生等
保護、譲渡のシステム・企画開発※3ITの利用や新しいアイデア・企画、廃材を利用した保護用品・製品化企画など、保護や譲渡につながるシステムの開発、商品化費用

※1:高校生のチラシ・ポスター印刷費について
①銀行口座がある、②印刷会社へお支払後に領収書を提出可能 な場合、印刷代金を①の口座へお振込みします。

※2:治療代・手術代について
特定の動物個体に対する手術代、治療費(例:猫の〇〇ちゃんの手術代)は、1頭あたり上限5万円まで。

※3:保護、譲渡のシステム・企画開発について

  • 例として、地域の猫を管理するアプリ、廃タイヤを利用した地域猫用ハウス、多世代が集える食堂(子ども食堂など)を併設した保護猫カフェなど。従来から存在するような、猫(その他動物含む)と触れ合えるだけの猫カフェ等は対象外。
  • 多機能なもの、または動物だけではない他の社会問題も解決できるような画期的なアイデアや企画の提案で、それらを実現化・商品化するための費用を助成します。プログラミングやアプリ等の使用有無は問いません。廃材などを利用した保護や飼育のためのモノ作りなども対象です。
  • 別途、企画書や提案書を提出(必須)してください。形式は自由です。何に対し、どのくらい費用がかかるのか、費用の詳細(材料費、特許出願にかかる費用など。人件費は対象外)も記載してください。

認められないもの

動物の保護や飼育に直接関係しないものは対象外です。
支出が不適当と認められる場合は、助成金を返還していただきます。また、学校へ報告します。

  • グッズの制作費(メンバー用Tシャツ、販売用のグッズなど)
  • 飲食代、懇親会・交流会費、動物カフェ利用代
  • 旅費、通学交通費
  • 撮影のみを目的としたカメラ、スマホ等の撮影機材代
  • 家賃、水道光熱費、人件費
  • 個人で飼育しているペット、販売目的で飼育している動物、乗馬部や畜産科で飼養している動物への利用
  • 事前に申請していないものへの利用。一覧表に記載されているものでも不可です。災害や緊急によりやむを得ない場合は、利用する前に必ずご連絡ください。

ピンクゴールドリボン運動の実施について(任意)

保護動物の理解や譲渡を促進する活動「ピンクゴールドリボン運動」を、皆様の活動と併せて実施していただける団体も募集しています。参加をご希望される場合、のぼりやジャンパー、募金活動用のピンバッジ、配布用のステッカー、リーフレット等の販促物をご提供いたします。皆さまの通常の活動時にこれらの販促物を利用して、保護動物の理解や譲渡の普及にご協力ください。販促物の費用や送料のご負担はありません。この活動で集まった寄付金は、皆さんの活動に充当してください。
この活動への参加、不参加は、今回の助成金採用にあたって一切影響しません。参加は自由となっていますので、皆さんの活動や学業を優先してください。

  • 高校3年生は、応募時点で進路が決定している場合のみ参加できます。
  • 参加を希望される団体は、応募フォームからお申し込みください。

申請方法

高校生用、大学生等用の各応募フォームよりご応募ください。ご質問等も以下のフォームから受付けます。

  1. 高校生、大学生等それぞれの応募フォーム(Googleフォーム利用)へ必要事項を入力し、送信してください。申請後に入力内容を記載した自動返信メールをお送りします。
  2. 活動が掲載された広報紙や新聞等の資料、「助成金対象8. システム・企画開発」の企画書等を提出される場合は、別途電子メールに添付し japc★iva.jp(★を@に変換してください) へ送信してください。メール本文へ必ず団体名称、代表者氏名をご記入ください。
  3. 申請内容への質問や不明点がある場合は、後日電子メールにてご連絡します。不備についてはご連絡しませんので、送信前にご確認をお願いいたします。締切りまでは再提出を受け付けます。
  4. ご質問、資格確認、支援内容などは下の「ご質問・お問合せ」からお問い合わせください。3営業日(土日祝除く)以内に電子メールにてご返信いたします。
    ※応募条件や資格に関する質問は、9月5日(火)まで受け付けます。ご質問がある場合は、できるだけ早めのご連絡をお願い致します。(回答に時間を要する場合が多く、締切りまでにご返信できない可能性があるため。)
  5. データ通信容量の制限などでオンライン上での申請が難しい場合は、Wordの応募フォームへ入力の上、ご応募ください。下の「Word応募フォーム請求」ボタンから申請後、応募フォームを添付した自動返信メールをお送りします。
  6. 募集案内ではわかりにくい点をQ&Aへ掲載しています。「学生支援助成金に関するQ&A」からご覧ください。

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ご寄付のお願い

保護犬・保護猫の理解や普及を目的とした「ピンクゴールドリボン運動」を行っています。
皆様からのご寄付は、全国の動物保護団体を支援するために利用させていただきます。

啓発ツールとして、一口1000円のご寄付につきピンクゴールドリボンのピンバッジを1個進呈いたします。

ピンバッジを身に付けていただき、運動の普及へご協力をお願いいたします。
SNSへの投稿もお待ちしております!
#ピンクゴールドリボン運動